CS-30
30秒間に椅子からの立ち座りを繰り返し、その回数から下肢筋力を測定する種目です。
必要なもの
測定ベルト、椅子
準備
- 椅子を安定した場所に置きます。
- 椅子に浅く腰かけ、足を肩幅に開きます。
- 測定ベルトを腰に装着し、スマートフォンを入れます。
- 測定するメンバー名が正しいか確認してください。
測定
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スタートボタンをタップします。
- 「準備してください、用意」と音声が流れるので、腕は胸の前で交差させます。
動いているとスタートしませんので、じっとしてください。
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続いて「スタート」の音声があるので、「スタート」の合図で立ち上がりと着座を繰り返します。
- 腕を使わず、できるだけ速く立ち座りを繰り返してください。
- 30秒経過すると自動的に計測が終了します。
補足:立ち上がった時は膝をしっかり伸ばし、座った時は完全に腰を下ろしてください。
補足:「スタート」の合図のあと、ご自身のタイミングで動き出してください。動き出しを検知してから計測が始まりますので、あわてず、安全を第一に動作を行ってください。
記録
座位からスタートし、立ち上がるたびに1回とカウントします。30秒間の合計回数が記録となります。
💡 豆知識:CS-30と下肢筋力の関係
CS-30(30秒椅子立ち上がりテスト)は、日本人高齢者を対象に、下肢筋力をフィールドで簡便に評価できる方法として研究・開発された測定法です。
- 膝伸展筋力との間に一定の相関があることが報告されており(相関係数 r=0.44〜0.52)、下肢筋力の指標としての妥当性が確認されています。
- 再測定時の再現性(信頼性)も高く、相関係数はr=0.84〜0.88と報告されています。
- 男性17回未満・女性15回未満:地域在住高齢者678人を対象とした調査で、サルコペニア(筋肉量・筋力の低下)を予測するカットオフ値として報告されています(男性:感度75.0%・特異度71.7%、女性:感度76.4%・特異度76.8%)。
ハカロの評価シートでは、こうした研究知見も参考に、A〜Eの5段階で評価します。
※本測定および参考値は医療的な診断を行うものではありません。
出典:中谷敏昭, 灘本雅一, 三村寛一, 伊藤稔.「日本人高齢者の下肢筋力を簡便に評価する30秒椅子立ち上がりテストの妥当性」. 体育学研究. 2002; 47(5): 451-461. J-STAGE/Sawada S, Ozaki H, Natsume T, et al. The 30-s Chair Stand Test Can Be a Useful Tool for Screening Sarcopenia in Elderly Japanese Participants. BMC Musculoskeletal Disorders. 2021; 22: 639. PMC